薬局を起点に在宅ケアまで広がる多機能型ネットワーク
群馬県高崎市を拠点とする株式会社ファーマ・プラスは、プラス薬局の高崎吉井店・高崎矢中店・みさと店という3店舗の調剤薬局を軸に、訪問看護ステーションアウローラぷらす、ホスピスケアマネジメントぷらす、認定栄養ケア・ステーションぷらすを束ねる総合ヘルスケア企業です。地域連携薬局および専門医療機関連携薬局の認定を取得しており、医療機関とリアルタイムに情報をやり取りできる体制を持ちます。同じ屋根の下に薬剤師・看護師・ケアマネジャー・管理栄養士が在籍するため、職種をまたいだ意思疎通もスピーディーに進みます。
健康教室の定期開催を通して、地域住民の予防意識を高める取り組みも継続中です。医療と介護の境目で支援につながりにくい方にも、必要な専門職がチームを組んで関わる仕組みを整えています。個人的には、これだけの機能を一企業がまとめている事例は群馬県内でも珍しいと感じました。
オンラインで完結する服薬指導と栄養カウンセリング
自宅から専門家とつながれるオンライン健康相談は、ファーマ・プラスが力を入れているサービスの一つです。オンライン服薬指導では薬の作用や副作用、飲み合わせまで踏み込んで説明を受けられ、糖尿病・高血圧・肥満症といった慢性疾患の長期管理にも対応します。管理栄養士による栄養相談では、健診結果が気になる方や食生活の改善を考える方への食事提案を実施。漢方に詳しい薬剤師も在籍し、体質改善を希望する方の相談先になっています。
「忙しい時期でも通院せず相談できて助かった」という声が目立ち、必要に応じてオンライン診療の医師を紹介する連携ルートも用意されています。来局のハードルを下げることで、医療との接点を持ちにくかった層にも届く設計です。
多職種が同じ患者を見守る在宅医療のかたち
在宅医療では、薬の配達だけでなく生活全体を支える視点が貫かれています。薬剤師が服薬を管理し、看護師が医療的ケアを担い、ケアマネジャーが介護計画を組み、管理栄養士が食事面をフォロー。それぞれの専門職が役割を分担しながら、がん患者への緩和ケアや慢性疾患の在宅管理といった難度の高いケースにも踏み込んでいます。訪問時には本人や家族との対話に時間をかけ、住環境や介助のやり方まで一緒に考えます。
複数の専門職が交互に足を運ぶことで、状態の変化を早めにキャッチできるという声が利用者側から寄せられています。住み慣れた家で家族と過ごす時間が、回復への前向きな気持ちにつながる場面も多いそうです。
キャリア形成を後押しする研修と資格支援
事業の拡大に合わせ、薬剤師・看護師・ケアマネジャー・管理栄養士・医療事務など幅広い職種で人材を募集中です。未経験者やブランクのある方も対象で、個々のペースに沿った研修プログラムが組まれています。先輩スタッフが現場で具体的に手ほどきするスタイルのため、疑問をその場で解消しながら業務を覚えていける環境です。専門薬剤師など上位資格を狙う人向けの取得支援制度もあり、学習費用の補助が受けられます。
多職種が同じ事業所で動くため、自分の専門外の知見にも自然と触れられる点が職場の魅力です。社会保険完備、定期健康診断ありと、長く働く前提の基盤も整えられています。


